ディパーテッド

香港映画『インファナル・アフェア』のハリウッドリメイク版です。
アンディ・ラウトニー・レオン主演が、ハリウッドでは
マット・デイモンレオナルド・ディカプリオ主演となった。
ディパーテッド』は、「死者」を意味する。
ストーリーは、マフィアに潜入した刑事と、警察に潜入したマフィアが
お互いの存在を探り合うというもの。
元ネタがおもしろかったので、評価が厳しい面もあるけれど、
ぼく的にはよくまとまっていておもしろいと思った。
特にディカプリオ氏の演技は圧巻。
苦悩する姿は、ニコラス・ケイジ師匠にはまだまだ及ばないけれど、
アクションもさまになっていて、すばらしかった。
この映画はおもしろいんだけど、やっぱり人が死にすぎ。
死がすごく軽いんですよね。
けれど、この手の映画ではしょうがないかと自分で自分を納得させた。
あとね、ジャック・ニコル尊師じゃなかった、
ジャック・ニコルソン氏が異様に存在感を漂わせている。
出すぎててレオさんはともかく、デイモンさんがかすんでいた。
もっとデイモンさんを活躍させてほしかった。
レオさんはオスカーを獲れるのか、アカデミー賞に注目です。