扶養ってなに?

自分の結婚式は12月16日ですが、
二か月前にも結婚をした人がいます。
彼とは「妻を扶養にするかどうか」で話をしたことがあった。
よく知られているように、兼業主婦には103万円と130万円の
壁があり、大変複雑なことになっていてわかりづらい。
なんでも妻の収入が130万円を超えると、夫の扶養から外れ、
妻も国民年金の保険料を払うことになる。
そうすると、扶養から外れて国民年金を払ったほうが、将来の年金の
受取額は多くなるはずだが、手元のお金は少なくなるから、
収めた保険料分が「タダ働き」になると感じてしまう。
そのため多くの兼業主婦は、103万円、あるいは130万円の
手前で「寸止め」するために、年末にパートの勤務時間を減らして
いるのが現状のようだ。
今回、あらためてこういう問題が自分にも生じて、誰もが公平な
制度をつくることの難しさを感じた。
現実的に目の前の生活があるから、「社会のため」と、完全には
割り切れないものがある。
妻や子どもができればなおさらのこと。
そういうのを考えるような時期になったのだなあと
変な感慨をもってしまったのでした。