「宝くじでも買うか」

「宝くじでも買うか」
って言われたら、だいたい「うん、いいですね、買いましょう」
とほとんどの人が言うのではないでしょうか。
先日、そんなことをふと言われたので、私、乗りました。
1500円ずつ出して、「年末ジャンボ宝くじ」10枚3000円を
購入した。
宝くじの共同購入を提案するとき、言い方が問題だ。
「宝くじでも買おうよ」はめめしくてイヤだ。
「宝くじでも買おうぜ」は本気さがイヤだ。
「宝くじでも買ってみんかね」は上から目線がイヤだ。
だから、「宝くじでも買うか」はベストの言い方なのです。
このとき重要なのは、「宝くじでも」の「でも」なんです。
「でも」といっても全学連の「デモ」じゃありません。
このときの「でも」は、気楽さと執着心のなさを示している。
お気楽な感じがよい。
「宝くじを当ててやるかんね」という必死さがないのがいい。
必死さがあると、ちょっと切なくなるからです。
そして、3億円が当たったら、「3億円を換金でもしてくるか」と
言うのが夢です。