若手お笑いブーム

今は空前の若手お笑いブームなのだという。
見ていると、最近よくテレビで見るようになったお笑い芸人さんたちは
25歳〜32歳までの人たちが非常に多いようだ。
ブームが起こるには何かしらのきっかけがあるものだ。
たとえば、昔なら「スクールウォーズ」でラグビーがブームになったし、
サッカーなら「キャプテン翼」、バスケットなら「スラムダンク」だろう。
で、お笑い芸人さんたちはどうなのかと考えていくと、
彼らが中学高校生のころ放映されていた、ダウンタウン
ウッチャンナンチャンらが出ていた「夢で逢えたら」が思い出される。
その直前にはとんねるずがスターダムにのしあがっていたころだ。
彼らの学生時代はこの三組の芸人さんたちを見て育ったと見ていい。
ドリフの「全員集合」や「オレたちひょうきん族」よりも
触発されるものがあったのではないかと思うのだ。
彼らがお笑い番組として始めて自分たちの名前がついた、
いわゆる冠番組を持った若手お笑い芸人のはしりではなかったと思う。
それまでは「全員集合」や「ひょうきん族」、またまた萩本欽一氏の
番組のようなベテランか、若手の集まりでしかなかった。
それが今では30代で冠番組を持つ芸人さんも多い。
彼らの中には同世代の芸人さんたちも多いだけに、私にとっても
大いに励みになる。彼らにはがんばって、もっと私たちを
笑わせてほしいと思う。