以前、本をつくった著者が50代後半だったと思うが、
言っていたことを思い出す。
「家庭の中で居場所がないって感じない?」
私はそのときはまだその状況になかったので、
ピンとこなかったが、今は「このことだったのか!」とわかる。
子どもはみな小学4年生以上になり、
ある面で素直さがなくなって、斜に構える感じが出てきている。
奥底には素直さがあるのだけど、思春期特有の気恥ずかしさ
みたいなもので表面を覆っている。
子どもが成長するとどんどん心身が変化していくが、
大人はそう変わりようがない。
子どもの成長に合わせて、大人側の対応を変えていく必要が
あるのだろうなと思う。