番狂わせ起こりにくい屋根付きスタジアム

ラグビーの聖地、秩父宮ラグビー場が場所を移して建替えられる

ことになっているらしい。

屋根付きの人工芝だということで、批判噴出であるようだ。

私も青空のもと、天然芝でやってくれたほうがなんとなく

いい気がするのだが、人工芝も今はよくなっているので、

選手がケガなくできるのであればいいと思う。

ひとつ残念なのは、屋根付きになることで、

雨や雪、風の影響がほとんどなくなることだ。

これによってアップセット(番狂わせ)が起こる可能性が減る。

 

アップセットが起こる条件として以下の点が挙げられる。

 

1.心理要因 相手をなめている場合。勝って当たり前と思われて

プレッシャーがかかるなど。

2.環境要因 雨、風、雪など天候がいつもと違うとき

3.その他 交通機関の乱れなどで選手の到着が遅れるなど

 

こういう要素が複雑に絡み合ってアップセットが起こる。

格下のチームがこれらの要因を巧みに利用して、

番狂わせを起こそうとするわけだが、2の要因がなくなるので、

アップセットは起こりにくくなると考えられるのだ。

 

私の大学時代に3が起こって番狂わせを起こしたことがあった。

相手チームが連絡と確認を怠ったため、

試合開始時間を1時間遅く認識していた。

そのせいで相手チームはウォーミングアップすることなく、

ゲームに臨んだ。

相手のエンジンがかかる前に私たちは4点を先取、

反撃を2点に抑えてこれまで一度も勝てなかった相手に快勝した。

ラグビーの場合、雨や風の影響力は結構大きい。

選手は大変だが、見る方としては雨風、雪があったほうが

おもしろいのだがなあ。