世界で勝つ方法

昨日は、サッカーのワールドカップ予選だった。
UAEと敵地で対戦、2−0で勝利した。
終始、ほとんど相手に攻められることのない完勝だった。
前半に1点、後半にも早い時間帯にもう1点と
理想的な試合展開だった。
惜しむらくは、けが人が何人か出たことぐらいだ。
アジアではこのように勝てても、世界で勝てるかどうか。
最近、サッカーやラグビーでゲーム中の対応力が
求められることが増えている。
相手の強みを消しながら、自分の強みで勝負する
そのために、柔軟にゲーム中に、プランを変更することが大事だ。
これは相手に合わせることが重要だということではなく、
相手に合わせないために、こっちのプランを変更するという意味だ。
これはまだ日本野球はできる。
だから世界3位になれる。
でも、サッカーやラグビーはこれが苦手らしい。
たぶん、指導者が選手に自分で考えることを課しておらず、
指導者の意のままに動かすロボットとして選手を育てている
からではないかと思った。
これも欧米のスポーツの概念がないからだと思う。
欧米のスポーツの概念は、「遊ぶ」が根本だから、
自由でひらめきのプレーが認められる。
でも、日本におけるスポーツは、遊びではないから、
自由にプレーさせてもらえないんだね。
これを変えるのは、ちょっとやそっとじゃ無理。
野球の場合、プレーの自由度が少ないから、日本人向きなのかもね。
そうすると、サッカーやラグビーでは当分、
世界で勝てないことになるなあ。