ラグビーＷ杯の日本対南アフリカのゲームでは、
イングランドの人たちの熱狂がすごかった。
自国のチームでもないのに、ここまで熱狂できるのは何なのか。
ゲームの勝敗での賭けが許可されているが、
あの熱狂した人たちみんなが賭けていたとは思えない。
ラグビーやサッカーを生んだ国だけあるなと思った。
すばらしいプレーやゲームには称賛の声を惜しまない。
一言でいえば、スポーツ文化の深さを感じた。
ラグビーでは、負けた選手が負け惜しみを言ったり、
日程やレフェリングに対して不満を言ったりすることが
ないことはないのだろうけど、私はまだ聞いたことがない。
相手を尊重する発言を常にする。
私がラグビーを好きなのは、そういう面があるから。
ラグビーは体をぶつけ合うスポーツだから、
精神的に紳士的な態度でいないと、すぐに乱闘になってしまうからね。
今回のいくつかのゲームでラグビーの興味を持った人は、
ラグビーがもつ独特の文化みたいなものにも注目すると
もっとおもしろく見られるようになるかもしれない。
