江戸川乱歩没後50年

今年は江戸川乱歩の没後50年の年なのだそうだ。
私は子どものころ、まったく文学少年でなく、
本を読み出した中学生のころからノンフィクションばかり
読んでいたので、小説をほとんど読んでいない。
大学生になって時間に余裕もできて読み出したのが
ヘミングウェイだった。
だから、日本の作家の作品は教科書で読んだようなものしか知らない。
私の小学生時代はまだ江戸川乱歩を読んでいる世代だとも思う。
小学校低学年ぐらいのころから、周りの子たちはよく読んでいた。
でも、いまの小学生は読んでいないと思うけど、どうだろう。
著作権は、日本では死後50年で切れる。
なので、誰でも江戸川乱歩の作品を売ることができる。
公共の財産になるわけだ。
もちろん、出版社が出版する場合にはそれまでの著作権継承者に
断りを入れるのが通例だが。
乱歩の作品の中には大人向けの作品も多い。
この機会に乱歩の作品を読んでみるのもいいだろう。