不自由を常と思えば不足なし

疲れた心と体に、はい、1本。
名言サプリ 其の166


不自由を常と思えば不足なし、
心に望みおこらば、
困窮したる時を思い出すべし
徳川家康


戦国時代の武将の名言は、江戸時代になってからつくられたものも多く、
この言が家康のものであるかは確かめようがない。
でも、こういうこと言っててほしいな〜と思わせるものはある。
なにせ人質にとられるなどして、不遇な幼少期を過ごした家康にとって、
天下が自分の手に定まったあとの人生ってのは、天国みたいなものだったろう。
そんな中でも、決して自分を見失うことのなかったのだから、
いつもこの言葉を唱えて、自分を戒めていたんだろうな。
「不自由を常と思えば不足なし」
座右の銘に加えたい言葉である。