理想を語れ

新内閣が発足した。
ダークホースと目されていた野田元財務相が総理に。
もはや政治に何も期待していないし、興味・関心も激減しているのだけど、
ひとつだけ言いたいのは、


選挙のときは批判もし、足のひっぱりあいもしてよい。
だが、選挙が終わったらみんなで日本のためにがんばれよ


ということだけ。
目的は「日本を住みよい国にする」ことであり、
そのために政治も経済もあるのだ。
野党のみなさんは、どうか政権交代を政治の目標にしないでください。
与党のみなさんは、次の選挙に当選することを目標にしないでください。
この国の政治・行政のおかしさは、
国益よりも、政治家は党利、官僚は省益を優先していることにある。
誰もが自分の生活、自分の家族があるから、
ある程度はしかたのないことだ。
だけど、自分の家族を思うなら、子供のためを思って仕事をしてほしい。
子供たちのことを思うことが、すなわち未来を見通すことになる。
いまこの国の政治・行政に欠けているのは、
30年、50年、100年先を見据えた理想像だ。
政治家は理想を語り、大言壮語してほしいと思う。