お食い初め

鯛の御頭付など

生後100日前後に、「お食い初め」っていう儀式があるんですね。
鯛の御頭つきと、煮物と、お吸い物をそろえる。
それはいいのだが、歯固めの石っていうのもある。
その土地の石を食卓に並べるんだそうだ。
石ですよ、石。
で、これらを本人に食べさせるふりをさせる。
当然、「あ〜ん」ってやっても、本人にはなんのこっちゃわからない。
直前まで眠っていたから、さらに本人わけがわかってません。


子どもが生まれると、いろんなお祝いの行事がある。
それは、昔は赤ちゃんの時代に死んだケースも多かったからでもあった。
でも、もはや今はそうそう死なない。
戦前は子どもが生まれることは、昔は農家の跡取りを得ることでもあった。
死ぬことも多かったから、成長が喜ばれた。
戦後、多産になって、子どもが生まれるのが日常になった。
現在、少子化になったから、誕生は大変喜ばれる。
簡単には死なないけど、喜ばれる。
子どもにとってはいいですよ。
次は初節句ですか。
その次は七五三で、成人式。
そのあとは……還暦?
20〜60の間に40年間もある。
40歳ぐらいになると、男は厄年がある。
厄年ではなく、なんかお祝いをもうけてあげたほうがいいかもしれない。
そしたら、あと8年後にお祝いされるわけか。
喜べない気がするから、やっぱいいです。