ただ自分の気持ちとして 

贈り物とはこうやってするんだなと学んだ話を以前書いた。
こころからの贈り物」がそれだ。
このほど、その2人が婚約したというニュースを聞いた。
私はこのブログで書いたことをそのまま人に話したことがあった。
「いい話だね」と言う人もいれば、「そんなもの欲しくない」
「そんなことしたって、別れるに違いない」という人もいた。
ぼくは成就すればいいなあと思っていた。
なんか、ホッとするような話だったからだ。
この話の受け取り方は人それぞれだろう。
ぼくは、こんなプレゼントを贈ることは
なかなかできることではないと思った。
世間様の相場など無関係に、自分がいいと思ったものを
贈るということは、すごいことだ。
ぼくがこの話に感動したのはそこのところなのだ。
ぼくが行動するときはいつも、世間様の相場と照らし合わせて、
無難な方を取る。自分の気持ちを優先していない。
何が幸せかを、いつも人と比べている。
何が幸せかを、自分で決めていない。
それがどうしたと人は言うかもしれない。
それが当たり前だと人は言うかもしれない。
人がどうこうではない。
ただ自分の気持ちとして贈りたいモノを贈る、
そんなことが難しくなった世の中だけに、
この話が意味していることは深いような気がしてならない。