ビンの自動販売機への郷愁

なんて清清しいのだろう。
清涼飲料水コカ・コーラのCMである。公園でサッカーボールを蹴る女性、
電車で行ってしまう男を見送りながら涙する女性、就職活動中の男女…。
彼らの手にはコカ・コーラのビンが握られている。
「男との別れのときにコーラなんか飲むか?」
という疑問は横に置いといて、あのコーラのビンについて思う。
最近はビンのコーラを置いているところは極めて少ない。
昔はビンの自動販売機があって、栓抜きがついていた。
それを、てこの原理を使ってビンのフタを開けるわけだ。
今はそんな自動販売機はとんと見かけなくなってしまった。
ところが、あった!
私が住むとなり町の駅の近くにあるラーメン屋さんで、
コーラのビンの自動販売機が置いてあったのだ。
私はさっそくそれを100円で買ってみた。
内容は180ミリリットルだから、ラーメンを食べたあと飲む
ものとしてはちょうどよい量だ。
そういえば、「コント赤信号」のリーダーが昔、一気飲みやってたな。
飲んだ後、「ゲフッ」とやっていたから、
件のようなCMに起用されなかったのは当然だろう。