自販機はなくせるか

4期目に突入した石原慎太郎都知事が「自販機はいらない」といった。
この点ばかりは石原氏に同感だ。
そのうち、タバコや券売機などは比較的電力が低いらしい。
やはり清涼飲料水の自販機の消費電力が多い。
全国のすべての自動販売機が年間で66億kWhから80億kWhの
電力を消費しており、その額は1920億円にのぼるという。
清涼飲料水における自動販売機が占める割合は40%ほどもあるという。
業界団体は反発するだろうけど、この非常事態にあっては
社会生活全体を見直すべきで、自販機の電気を落とすことも
節電対策のひとつの方法として検討課題にしていいと思う。
自販機があるから買うということももちろんあるけど、
なければないで、コンビニに行って買うことができるわけだし。
当たり前にある生活が本当は当たり前でないことに
今回の地震でみんな気付いたわけだし、聖域なき節電対策を
みんなで考えていくべきなのだ。