歌舞伎の夜

今日は両親を連れ立って、歌舞伎を見に行くと決めていた。
その前に新宿アルタ前と、東京タワーという、修学旅行のような
スケジュールで東京を回った。
東京タワーも行ってみると、これがなかなかおもしろい。
上空250メートルの特別展望台の景色は絶品だ。
よくこれだけビルつくったな、という感慨が浮かぶ。
夜は銀座の歌舞伎座へ。
中村福助橋之助兄弟による狂言や、
中村勘九郎を観て帰ってきた。
歌舞伎というのは、何も難しくない。
だいたい人情と、恋愛のもつれみたいな話なのだ。
おそらく江戸時代を描いているものだと思うのだけれど、
その時代の人たちはいかにも生き生きと
たのしそうに生活しているのが想像される。
時代劇にしてもそうだけれど、江戸時代はほんとうに
のんびりしてて、楽観的であり、人間として自然な生き方
のように思える。
ただ、もう少し、ほんのちょっとだけ歌舞伎のチケットが
安かったらいいのだけど。