本当は難しい「他人に迷惑をかけない」 

日本人はもともと他人に迷惑をかけないことや、

周囲と調和して生きることは得意です。

そうでない人が事件や事故を起こしたり、マナー違反したりして

メディアやSNS上で大騒ぎになるのですが、

こういう人が少ないからこそ騒ぎになるのです。

たくさんいたら、「そんなこともあるわな」で終わってしまうから。

だから日本では「他人に迷惑をかけないように」と

いって育てるよりも、「自分がどうしたいかを大切に」

といって育てたほうが、ちょうどよくなるのではないかと思う。

それに「他人に迷惑をかけない」というのはめっちゃ難しい。

たとえば、他人に相談したり、助けを求めたりするのを

「迷惑がかかる」として躊躇することがあると思う。

他人から相談されたり、助けを求められたりして迷惑と思う人も

そりゃ中にはいるだろう。

でも、それをされて自分にはその価値があるのだと感じて

嬉しくなる人もいるだろう。

人に何かしたとき、相手がどう思うかはこちらではコントロールできない。

よかれと思ったことが相手には迷惑なことはいっぱいある。

「迷惑をかけない」はしょせん無理なのだ。

「迷惑じゃないかな」と考えることは必要だが、

それを十分考えることができる人は、相手が迷惑かどうかより、

自分の思いを優先したほうがいいのです。