和して同ぜず 

多様性の時代と言われて、対応に困る場面もあるだろう。

そんなときにぴったりな言葉があった。

論語の中に次のような言葉がある。

 

 

君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず

 

 

人の上に立つ人は、調和するものの同じ行動はしない

普通の人は、他人と同じ行動ばかりしようとするものの、

調和はしない。

 

 

今の世も同じですよね。

人の顔色ばかりうかがって、同調するようなそぶりをするけれど、

本心では認めていないし、調和しようともしない。

そうじゃなく、自分とは違うなと思う人とでも

無視せずに、だけど調和して、自分で考えて行動する。

これが多様性の時代には必要な考え方ではないでしょうか。