「嫌い」は「好き」になる途中 

「好き」の反対は、「無関心」。

「嫌い」はその中間である

というのが持論なのだが、人は「嫌いは嫌い!」という。

私は自分でも実感することがある。

最初、わめき散らすだけの芸人がとても嫌いだった。

テレビ画面に映るだけで不愉快だった。

ところが、ときどきでもその芸人を見ていると、

途中からおもしろくなってきた。

今ではかなり好きなほうの芸人になった。

「嫌い」というのは、関心を持っている証拠。

自分では気づかないけど、気になってしょうがないのだ。

そこにいつか気づくか、気づかないままで終わるかはわからない。

人生は何が起こるかわからない。

だからおもしろい。