こういうのにどう反応するかで幸福感って分かれるなって思う。
回転寿司チェーンの醤油ボトル&湯呑みぺろぺろ事件。
これ見て、「やっぱ回転寿司はリスク」といって、
今まで行ってたのに行かなくなるとかね。
これって考え出すと全部店に行けなくなるよね。
今回のやつって、回ってるお寿司だけでなく、
テーブルに置かれていた醤油ボトルとか湯飲みをぺろぺろしてた
わけでしょう。
どんな店にもだいたい醤油とか塩とか置いてますからね。
考え出したら外食なんて行けない。
「そういうことする人いないよね?」って思うから
行けるわけで。
公共に対する信頼があるから、他人に対する信頼があるから、
外食に行けるわけでね。
こんなことはありえないと信じて、リスクを飲み込んで外食するしかない。
嫌ならいかないようにするしかない。
上岡龍太郎は、寿司を食わない人らしいが、その理由は
「板前が何握っているかわかるから」だそうだ。
これで自分が納得できる人はいいんですよ。
でも、納得できずに我慢させられているんだとしたら問題。
リスクというのは生きていればいろんなものがある。
でも、そのリスクの確率が低かったり、ダメージが小さかったりするなら
無視してもいいわけです。
リスクを過大に見積もると、家から出られなくなる。
そうならないようにだけは気を付けたい。