過渡期 

本当にごくたまに週刊誌の仕事をさせていただく。

驚いたのは、そこの編集者さんが、

「主戦場がネットメディアになりつつある」

といっていたことでした。

ここまで時代はきましたか、ということ。

有料ネットメディアしか生き延びれないのではないかと思う。

無料の広告型メディアは自社サイトへ誘導して、アフィリエイトや広告で

稼ぐという手法になっているが、これでやっていけるのだろうか。

有料ネットメディアは、確かにブランドが

あるところしかやっていけないだろう。

あと、全国紙であったり、地元から信頼されている地方紙。

あとは、無料の広告型メディアになっていく。

収益は得られないから記者の原稿料も安いまま。

ネットメディアではプロとアマチュアの中間のようなライターや

他に仕事を持っているセミプロがたくさんいるはずだ。

食えない書き手が増えれば粗製濫造に拍車がかかり、

ニュースとか活字情報が取るに足らないものになってしまう。

これからどうなるのだろう。

ネットメディアは記者のレベルが高いうちに有料ネットメディアに

なっていったほうがいいのかもしれない。