人生はオセロのようなものだ。
あとからいくらでもクロのものをシロにできる。
過去は変えられないというが、
起こった事実は変えられなくても、
自分の中での、その起こった出来事の受け取り方は
あとからいくらでも変えることができる。
「あのことが理由で、こうなった」
これは良い方向にも意味づけできるし、悪い方向にもできる。
「あのとき、浪人したから今の自分がある」
といえる人は、今の自分を肯定できている。
反対に、
「あのとき、浪人したからこうなった」
という人は、今の自分を肯定できていないのだ。
大学受験に失敗して浪人したという事実は同じでも、
受け取り方は180度違う。
前者のようにするには、どうすればいいか。
今を一生懸命生きるしかない。
そうして今の自分を肯定できれば、
黒だったものがいっせいに白に変わる、オセロのように。
オセロは序盤に石を取りすぎないのが必勝法だとか。