100倍以内に

平成27年から累進課税が改正された。
これまで最高税率は1800万円以上という区分が上限で
その税率は40%だった。
住民税と合わせて50%である。
これに1800万円超え、4000万円超という区分ができて
税率は45%に設定された。
住民税と合わせて55%である。
半分以上を税金で納めることになるので、
億単位のお金を稼ぐ人は、ブーブー言っている。
でも、そういう人自体の数が少ないし、
あまり言うと、「そんなに稼いでるなら文句いうな」と
世間から反発を喰らうので言えない。
私は各分野の報酬格差というのは、100倍以内になるように
設定するべきだと思っている。
300万円なら3億円。500万円なら5億円だ。
なぜなら、その人が億単位を金を稼げるのは、
300万円とか500万円の人たちが働いているからこそだからだ。
これ以上の報酬格差が生じると、社会にストレスがたまり、
社会が不安定化する。
そうなるのは、億単位を稼ぐ人にとっても得策ではないだろう。
だいたい格差が極まった先には戦争しかない。
まあ、金の亡者は戦争でも儲けようとするのだろうが。