叱るのはOK、怒るのはNG?

「あなたでも怒ることがあるんですね」
と久しぶりに言われた。
優しく温厚なイメージがあるらしく、よくそういうことを言われる。
自分は優しくもなければ、温厚でもないので、少し戸惑う。
なぜこんなことを言われたかというと、
子どもに叱ることもあれば、怒ることもあるという
話をしたからだ。
子どもには叱ってもいいが、怒ってはダメという。
怒るのは感情的なものだから、理性的に叱らなければ
いけないというのだが、本当だろうか。
私はむしろ、子どもを叱るときには感情的になるの自然だと思う。
感情的になるかどうかは、事の程度による。
ケガをしたり、命を落としそうになるような、危険なことをしていたら、
烈火のごとく怒らないと真剣さは伝わらないだろう。
私が気をつけているのは、昨日怒ったことについて今日は怒らなかったり、
その逆をやったりするのはしないようにということだけ。
でも、人間は気分に左右されるから、虫の居所も悪い日もあるから
完全にできているわけではないが。
自分が大事だと思っていることには、感情むき出して怒っていいし、
むしろそうあるべきだと思うのだが、どうだろうか。