立ち向かう

ここ数日、イチロー宮本慎也宮崎駿の話を聞いて考えて、
自分の中に確信みたいなものが芽生えつつあるような気がする。
ああいうスーパーな人たちは、「好き」を仕事にしたことで
仕事上で生じる苦しさを乗り越えることができる、
私たちとが違う境地にまで解脱した人たちだと思ってきた。
私も早くそういう境地にまで達したい、いや、私はそこまでの境地に
至ることができるのだろうか、と思っていた。
でも、たぶんそうじゃないのだよね。
苦しいもんは苦しい。
でも、それから逃げずに立ち向かってきたこと
それがスーパーなことなんだろう。
仕事はたのしんでやらなきゃいけないものだと思ってたけど、
考え方を改める。
苦しいもんは苦しいと自分の中で認める。
そのほうが、たのしくないものを無理にたのしもうとするより
精神衛生上はいいもんね。
逃げずに立ち向かうことなら、ぼくにもできるよ。
それを乗り越えられるかどうかは知らんけど。
何だって乗り越えられるみたいなことは言いたくない。
でも、対峙することだけはできるよね。