子ども騙しトリック

子ども騙しの手品をやって、子どもの反応を見るのを楽しみにしている。
この手品(といえないほどの手遊び)は、簡単だ。
まず一方の手にティッシュの丸めたのでもどんぐりでもなんでもいいので、
手に握る。そして、「瞬間移動だよ」といって、もう一方の手に持った
同じものを広げて見せる。
次に、その手を握ってもう一度、「瞬間移動」させて、もとの手の中の
ものを見せるという具合だ。
終わったらすぐにポケットに隠す。
次に瞬間移動の連続技だ。
右手から左手に移動させたように演技するけど、
実際は右手から移動してないだけというもの。
マギー司朗ばりのトリックだが、子どもは単純に驚く。
いっぱしのマジシャンになった気になれるし、
子どもの反応が面白いのでよくやっている。
小学生ぐらいになると、種を簡単に見破るが、2〜6歳ぐらいまでなら
なんとか通用する。
2、3歳でもわけがわからないという顔をする子もいて、それぞれだ。
ミカンに親指を突っ込んで、「ミカンを持ち上げるハンドパワー」
なんかも効果があるし、片手でペンを抑えながら
「手のひらがパーの状態でも落ちないペン」なんか目を白黒させる。
子どもは認知能力が未発達なので、
簡単なトリックも見破れないことが多い。
子どもとのコミュニケーションにももってこいの遊びです。