「戦いは面倒くさい」

女児に人気のプリキュアというアニメを、
子どもを持たない人でも一度は聞いたことがあろう。
プリキュアはヒーロー、もといヒロインで、悪と戦う。
でも最初は普通の中学生で、妖精の指名によってプリキュアを襲名する。
なんだか、ダライラマ的システムだ。
それを知った4歳の長女は、プリキュアになりたいという。
「でも、それだと悪と戦わなきゃいけないよ」
「えー戦うのめんどくさい」
「めんどくさいでヒーロー(ヒロイン)は務まらんよ」
「でもープリキュアでも戦わない人もいるよね、それになる!」
プリキュアはだいたいいつも3,4人いるが、
戦わないヤツなんていたか?!
桃太郎的に攻撃の指示だけを出すヒーローなんていやだ。
めんどくさいという言い分も気になる。
ラクしておいしいところだけもっていこうという魂胆は
できればいまのうちは持たないでいてほしいのだが。