なぜ勝てぬ・・・遠い1勝

私の期待が高すぎたのか。
それとも日本代表がふがいないだけだったのか。


ラグビーワールドカップで日本代表は、またしてもカナダと
23−23の引き分けに終わった。
何度もいうようだけど、選手やスタッフはできる限りの努力をしたはずで、
それは誰も責められないもので、とても尊いものだと思う。
けれども、学校スポーツではないラグビーの日本代表という
カテゴリーでは、「がんばったからそれでよい」ということにはならない。
どんなにがんばっても結果が出なければ、評価されないのが
勝負の世界の厳しさで、だからこそ大の大人が本気になるのだ。
今回のワールドカップは4年前と同じ1分け3敗で終えた。
結果がすべての世界だから、成長してないといわれても
誰も文句は言えまい。
私たちが彼らに臨むのは、「好ゲームだったね、感動したよ」
というレベルの話ではない。そういう次元ではなく、
「勝てなかったね、悔しいね」という次元で語られるべき
レベルに達していると思うからこそ、
「感動ではなく、勝利を!」というのだ。
試合内容は確かに過去3戦と比べても格段に良かった。
早い球出しで相手の守備網を撹乱させる戦術は、
今後の光明として見えたといってもいいと思う。
でも「よかったよ」なんていいたくない。
「なぜ勝てぬ?」といいたい。
今後も日本ラグビーを応援する。
どんなに世界で勝てなくても。