大学生がやってきた!

前日もちょっと触れましたが、大学の授業の一環として
大学生が会社を訪れたので、ささやかな講義を行いました。
知人の大学講師の方が、ある大学の新聞学科の生徒さんに
出版関係の仕事について話してほしいとおっしゃるので、
私などでよいのであれば、とお引き受けしました。
新聞学科といってもテレビ局も受ければ、出版社も受けますから、
就職をイメージする上では有益と考えてのことでしょう。
対象は大学3、4年生で、合計9人いらっしゃいました。
会社には高校生も来ますが、さすが大学生だけあってしっかりしています。
自分の大学時代はもっとフラフラしていたと思いますが、
大人びて見えました。


出版業界の仕事のしくみと、自分がどういう仕事をやっているか
の2本立てて話をしました。
当初、どんな話をすればいいか、ちょっとだけ悩みました。
前にも書いた、ある社長がいった
「その人のフィルターに合った話をしないと、
どんなにいい話をしてもムダ」という言葉が気になっていたのです。
でも、始まってみれば夢中でしゃべっていて、
気がついたらあっというまに90分しゃべり通しでした。
わたし、しゃべるほうが得意なのかも・・・


とさえ勘違いしてしまうほど、話したいことが出てくるのです。
脈絡はあまりなくてもそれだけ話ができるのは、
このブログでいつも考えを整理しているからです。
その意味ではこのブログは私にとってとても意味のあるものです。


今の大学生は就職が大変だと思いますが、
故意に留年なんかしないで、とにかく働いてみることが大事だと思います。
働いていくうちに、やる気もやりがいも生まれてきます。
自分が
本当にやりたいことは何なのか、
大切にしているものは何なのか、
幸せと感じることはどんなものか、
すべて仕事を通してわかってきます。
最初からそれがわかる人なんてほとんどいません。


いい就職ができるといいのですが。
就職が決まったら、また飲みにでもいきたいけど、
誰か声かけてくれるかなあ。