戦国武将と仏像

戦国武将と仏像。
共通点は何か。
最近、若い女性に人気、というのが答えです。
今年のGWは各地の城が大賑わいだったというし、
仏像公開イベントに若い女性が列をなすという。
いわく、
「武将の生き様がかっこいい」とか、
「仏像のビジュアルがすてき」なのだそう。
現実の男性があまりにも不甲斐ないから、
そっちに目が向いてしまうんだろうか。
いやいや、多分それは社会全体の気分が影響しているのかもしれない。
こういう不安定な時代では、足場を固めようとする気持ちになる。
つまり、「日本的なもの」とか、「伝統的なもの」に向かう。
武将の生き様は、裏切りと忠誠の繰り返しであり、
日本的なものの象徴だし、仏像は伝統的なものの象徴だろう。
そこから何かを学んで、後の自分の人生の選択に生かす
ことができればいいと思う。
20代、30代の若い女性がもっとも感性は鋭いので、
彼女らの動向を注目すると世の中の流れがわかっておもしろい。