加湿器とそば打ち

あっという間に今年最後の日になってしまいました。
いつもは今年がどんな年だったか振り返って、
来年はどんな年にするか、考える日なのですが、
買い物などしていると、すぐに時間が経ってしまいました。


加湿器が買いたかったので、両親、兄夫婦、甥っ子姪っ子、うちの家族
という総勢9人で某K電気に立ち寄ると、
2万6000円の品が1万円のポイント還元してくれる
と書いてあるではありませんか。
父親が買ってくれるというので、レジにもっていくと、
レジで「インターネットのYフーに入るのが現金還元の条件」
だという。
「加湿器とインターネットの何が関係アンネン!」と
怒りのあまり関西弁になるほど憤慨したので、
レジで「だったらいらない」とやっていると、
母親も店員の目の前で「それだったら、Y電気に行けばいい!」と。
「うわー、オレでもそんなことよう言わんわー」ってなりました。
値段表示をよく読まないこっちが悪いのですがね。


夜になって、兄が年越しそばを手打ちにするというので、
夕食を食べてから、つくるのを見守っていました。
最初は見るだけだったのですが、外野の特権で、やいのやいの
野次をとばしていたら、「おまえもやれ」ということになって、
生地を伸ばすところから手伝いました。
思ってたとおり難しい。
均等に5ミリの厚さに伸ばさなければいけないらしいのですが、
そんなの最初からうまくできるわけない。
生地が二つでき、一つは兄が伸ばしたものはなかなかすんなり切れて
ほどよく「田舎そば」風になったのですが、
私が甥っ子を手伝って伸ばした生地のほうは
生地が途中でくっついてしまい、切る段になって折り重ねた生地が
ほぼひとつになってしまいました。
なんとか1本1本手作業で麺をバラす作業をしてなんとか終了。
つくった麺の年越しそばは、そばの味というよりも
手づくりの味がして、なかなかおいしかったです。
ぼろぼろになった破片を集めて蕎麦がきにしようとしたのですが、
こっちの味は聞かないでください。
毎年の行事にしてみたいですね。
まずは道具を揃えないと。
そうこうしているうちに、年が明けました。
例によって、何か過去のことを振り返って反省したり、
未来の計画を立てたりするようなことはまったくできませんでした。
来年はどんな年になるのやら。