スクール・オブ・ロック

バンド仲間に見捨てられ、働こうともしないデューイは、
友人になりすまし、有名私立小学校の臨時教師になる。
子どもたちの音楽の才能を見込んだデューイは、子どもたちとバンドを
組んでバンドコンテストの出場を目論む。
その目的は優勝賞金。友人宅での居候として家賃を払うためだ。
何も知らない子どもたちにロック魂を注入していくデューイ。
でも、そんな子供だましの策略がいつまでも続くわけもなく……。
あまり子どもが出てくる映画を好まないので、手に入れてからずっと
ほったらかしにしていたのだが、やっと観る気になった。
だが、なんのなんの。すっごくよかったですよ!
最初は自分のことしか考えなかったデューイも最後は、
ちょっとだけ周りに配慮するようになるのもよかった。
デューイを演じるジャック・ブラックという俳優さんがまたよかった。
ビミョウな心理を表現したり、背中で演技したりする俳優ではないけれど、
まったくなりきっていて、ハマり役だと思った。
とにかく、主人公がハイテンションな映画で、それがけっこう笑える。
ロックをまったく解さない人にも十分に楽しめる映画です。