サッカー元日本代表の中村憲剛さんが引退してしばらくして
こんな意味のことを言っていた。
スタジアムから一歩離れると、サッカーのことを知らない人は多い。
興味もない人もたくさんいる。
知らない人は知らない。
引退してみてわかったんです。
サッカー界隈ばかりで生きていると、サッカーのことを知らない人とは
ほとんど出会わない。
けれど、社会の中ではサッカーは端っこにしかないんだと。
こういう気づきというのは重要です。
どっぷりつかっていると、こういうことがわからなくなる。
私も実感することがある。
出版関係以外の人と本の話になることはまずない。
なぜなら本など読まれていないからだ。
社会の中で本は本当にもう隅っこに位置するもの。
そこをわかっておかないといけないな。