大学ラグビーはそろそろ中盤にさしかかっている。
3連勝となった。
前半、12-17とリードを許して後半に入り、
後半開始早々にもPGを決められて12-20と8点差になる。
ところが、ここからが凄かった。
怒涛の5連続トライで32点を追加、後半は相手を無得点に抑えた。
前半苦戦したり、劣勢に立たされたりするシーンは多いが、
そこからの修正力が秀逸だった。
相手の出方に対応して戦い方を変えることができる。
一方、勝っているチームは戦術を変更しにくい。
相手の出方によって途中で戦術変更できる臨機応変さは、
海外の勝ち慣れているチームはそこの能力が高い。
全員が同じ意図を持って動けるのだ。
これはチームとしての成熟度が高くないとできない。
日頃からよくコミュニケーションをとって、
周囲の人がどんな考えで動くかをわかっておく必要がある。
彼らのチームスローガンはもう何年も同じで
Enjoy&Teamworkなのだが、チームワークとは単に仲良くやる
のではなく、チームとして一体感をもってプレーするという
ことなのだろう。
今年の対抗戦残り4試合も楽しみだ。