3連勝 

大学ラグビーはそろそろ中盤にさしかかっている。

帝京大ラグビー部は、筑波大学と対戦し、45-20で勝利、

3連勝となった。

前半、12-17とリードを許して後半に入り、

後半開始早々にもPGを決められて12-20と8点差になる。

ところが、ここからが凄かった。

怒涛の5連続トライで32点を追加、後半は相手を無得点に抑えた。

前半苦戦したり、劣勢に立たされたりするシーンは多いが、

そこからの修正力が秀逸だった。

相手の出方に対応して戦い方を変えることができる。

一方、勝っているチームは戦術を変更しにくい。

相手の出方によって途中で戦術変更できる臨機応変さは、

海外の勝ち慣れているチームはそこの能力が高い。

全員が同じ意図を持って動けるのだ。

これはチームとしての成熟度が高くないとできない。

日頃からよくコミュニケーションをとって、

周囲の人がどんな考えで動くかをわかっておく必要がある。

彼らのチームスローガンはもう何年も同じで

Enjoy&Teamworkなのだが、チームワークとは単に仲良くやる

のではなく、チームとして一体感をもってプレーするという

ことなのだろう。

今年の対抗戦残り4試合も楽しみだ。