対応力、修正力 

9月10日に大学ラグビーが開幕した。

応援している帝京大学ラグビー部は、開幕2連勝となった。

第1戦目は立教大相手に88-0で、

第2戦目は青学大相手に52-0で勝利した。

どちらもゼロ点で終われたのはよかった。

だが、立教も青学も力をつけていることはわかった。

特に青学はフィジカルで全然負けていなかった。

よくいわれることだが、もうフィジカルで大学間の差はない。

違うのは対応力だろう。

そこが帝京の強さだ。

彼らから「自分たちのラグビー」と言う言葉は出てこない。

相手の戦術や状況に応じて臨機応変に対応でき、

ゲームの中で修正する力が他チームより秀でている。

これはどのスポーツも言えることだ。

対戦型のスポーツはこの対応力が、最後の最後で勝敗を分ける。

この力をつけるにはゲームを数多くこなすことだ。

もしくはゲームを想定した練習をいかにできるかだ。

種目が違っても帝京ラグビーから学べることは多い。