10月は神無月といって、各地の神が出雲大社に集まって
不在となる時期である。
なので出雲では神在月というのはよく知られている。
集まった神々が何をするかというと、縁結びの相手を決める
というのは有名。ほかには五穀豊穣を願うというのもある。
秋に行われる各地の祭りのほとんどは五穀豊穣を願うものだ。
昔は自然の厳しさに対応する術は、神に祈るぐらいしか
なかったからね。
で、今は飽食の時代になって、みんな食べ物をバンバン捨てる
ようになったから、祭りの意味もわからなくなった。
今年になってやっと祭りが復活するところも多いようだ。
なぜ祭りをするのか、この機会に考えてみるのもいいかもしれない。