占有率で見よ 

北京冬季五輪がそろそろ終わる。

私は基本的に球技が好きなので、

あまり自分の中では関心が高まらなかった大会だった。

今大会、冬季五輪史上で最多のメダル数になるとのこと。

だが、ちょっと待ってほしい。

「最多のメダル」は間違いないのだが、

だからといって「日本は強くなっている」というわけではない。

なぜなら、過去に比べて競技数、種目数が増えているからだ。

ジャンプ競技でも団体の種目が増えたし、

スノボやスキーでも種目が増えている。

こういうときは、占有率で見ないといけない。

つまり、全体のメダル個数のうち、日本がどれだけ占めたかだ。

おそらく、占有率は増えてはいないだろう。

まだまだ日本はスポーツが盛んな国ではないと思う。