五輪の7人制ラグビーは男女ともにメダルなしに終わった。
男子が11位決定戦に勝っての11位。
女子が11位決定戦に負けての12位。
ケニアやブラジルなど、15人制では強豪国とは言えない
国に対しても勝てない結果となった。
パワー、スピード、持久力、どれをとっても相手が上だった。
ベスト8に残った国はともかく、9―12位の国はラグビーが
盛んとは言えない国も多い。
それでも力を入れて強化したのだろうなと思えるほど、
いいスピード、いいパワーを持つ選手がいた。
今後、日本もどうやって強化していくか、考えないとね。
ともあれ、選手にはお疲れさまといいたい。
どんな結果であれ、信じた道を努力し続けたに違いないから。
そして、落ち着いたら努力の方向性が間違っていなかったか、
点検してほしいと思う。
世界の潮流を追っかけていたら、相手だって進化するから
ずっと追いつけない。
自分たちの強みを生かして、ブレークスルーする姿を
3年後に見せてほしい。