「学校行ったら、みんなラグビーの話をしてた」

小6と小3の子供が学校から帰って言ってました。

「学校行ったら、みんなラグビーの話、してた」と。

こんな事態を誰が想定しただろう。

いや、学校でのこともそうだけど、

28日の結果のことですよ。

ラグビー日本代表が優勝候補の一角、アイルランド

19-12で下したんですからね。

前回、南アフリカに34-32で勝った時は、

相手は油断していた。

でも、今回の相手はケガした選手をのぞいて

ほぼベストメンバーで勝ちにきていた。

そこを自力でねじ伏せたんだから、とてつもない快挙!

この蒸し暑い環境や、前戦からの休養が2日多いとか、

ホームの応援がすごいとかいろいろあったけど、

そんなのは少しの影響しかない。

特に守備が秀逸だった。

相手があまりキックしてこなかったし、

フィジカルを全面に押し出して突進してきても、

日本のフォワード陣が押し返していた。

戦前、スクラムハーフの流選手が「裏のスペースが空くから蹴る」

といっていたのを警戒してか、相手のディフェンスラインの前に出る

スピードもゆるかった。

そこにフォワードが縦突進して、押し込んでいた。

日本があまりキックを使わず、ボールを保持するという

予想外の展開になったことから、アイルランドも相手にボールを

渡してしまうことになるキックをあまり蹴らなかった。

攻め手を失ったアイルランドの攻撃は単調で、

日本ディフェンスの餌食になった。

まあよくぞここまで自らを鍛えたものだ。

二度と思い出したくない努力の日々を超えてつかんだ勝利。

ありがとうを言うのはまだ早い。

目標である優勝に向けてがんばれ、ジャパン!