大谷翔平選手のことだが、私も打者か投手か、どちらかに
専念したほうがいいのだと思っていた。
それが2016年のときに10勝し、22本のホームランを
打ったときには、間違いだったと思った。
もう最近になってからは、二刀流だったからこそ、
この結果が出るのだと思うようになった。
彼が日本ハムに入団するとき、ほとんどの評論家は
どっちかに専念することを推奨していた。
二刀流を推奨していたのは、イチロー、松井秀喜、落合博満だった。
野村克也さんは16年に考えを変えた。
間違っていたと認められるところが野村さんのすごいところ。
やっぱり既成概念を打ち破ってきた人は、
規格外の人を理解できるのですね。
いままでずっとアメリカの後を追ってきた日本球界だが、
はじめてイノベーションらしきことを起こしたのではないかな。
これからも大谷選手のような、
既成概念をぶち壊す選手を見てみたい。
「できない」と言われるとよけい燃えてくるような選手こそ
魅力的だ。