相反する思い 

ラグビーの日本代表候補が発表された。

計52名の選手たちがリストアップされた。

思いがけない選手が入っていて嬉しかったり、

予想した選手が入っていなくてがっかりもした。

同じ力量なら日本人選手(日本生まれ、日本育ちで日本国籍

を有する選手)を選んで欲しいなあと思う一方で、

強力な外国人選手が入っていて嬉しいという思いもある。

代表がチームとして強くあることが重要だけど、

だからといって居住条件を満たした選手ばかりになるのも

どうかと思う。

居住条件を満たした人は代表になれる権利があるのだから、

実力があるのに選ばれないのはフェアだとも思う。

まったく相反する矛盾した思いがある。

こういう自分の中にある差別心みたいなものに気づかせて

くれたり、考えさせてくれたりするのも、ラグビー

魅力なのかもしれない。