時間短縮に危機感 

アメリカのプロ野球MLBで話題になっているルール改正。

「ワンポイントリリーフの禁止」だ。

これは日本ではいったん導入は見送られたようだ。

だが、私は導入には賛成だ。

このルールは、最低でも打者3人に投げ切るか、

イニング終了まで投げないと交代できないシステム。

なぜこんなルールが持ち上がったかというと、試合時間の短縮という

目的があるようなのだ。

MLBでは試合時間の短縮を問題視しているようだ。

だが、日本ではそういう発想がない。

今の時代、長時間の視聴というのは好まれない。

映像にしろ何にしろ、長時間集中するのが難しくなっているのが現代人だ。

2時間ドラマの枠はもうなくなっている。

4分の曲でさえ、おいしいところだけスマホで聴くのが現代人だ。

このまま3時間ゲームをずっとやっていたら、見放されるという

危機感がMLBにはあるのだと思う。

こういう危機感が日本のプロ野球にはまったくないように思える。

もっと劇的に稼げなくならないと危機感は持てないものなのだろうな。