「ミックスジュースではなく、フルーツポンチで」
これは、パラリンピック6大会連続出場、
金メダル5個を含む21個のメダルを受賞した
元水泳選手であり、日本パラリンピック委員会の委員長
である河合純一の言葉だ。
ミックスジュースのように個性をすりつぶすのではなく、
「個」を保ったまま一体になる、ということだ。
これこそ、個人と集団のあり方の理想形。
めちゃくちゃうまい言い回しだ。
これまで日本の教育はどっちかというと、
個人のよさをすりつぶして、容器に合うように
個人を扱ってきた。
これからはフルーツポンチの状態に合わせて
容器を自分たちでみずからつくっていけたらいいね。
河合さんは奇しくも同い年(学年は一個上)らしく、
一度、取材してみたいものだ。