装束に身を包んだ、緊張気味の天皇、皇后両陛下の様子を
私は自宅のテレビで見た。
天皇や皇室関係の本をいくつかつくり、記事を何本か書いたから、
興味がないわけではない。
今年の正月は一般参賀にも行った。
ただ、即位の礼のために皇居に行くほどではないし、
日曜の早朝にやっている皇室番組を見ることもない。
ただし、こういう皇室行事は見ておいたほうがいいような気がした。
日本はわびさびの感性があるから、豪華であればよいという感覚がない。
だから、儀式は厳かなものであればよく、豪華でなくてもよい。
お金がかかっていなさそうな雰囲気が、
皇室を存続させることを国民が許してきた。
ただし、次の大嘗祭はどうなるか。
神殿だけで24億円かかっているという。
それでも国民は許すだろうけどね。