禁止薬物を使った人の作品がダメなのはなぜなのか。
最近、芸能人が禁止薬物に手を出すと、
発覚以前に撮影した映画とかが公開できなくなる。
しょうがないのかなと思う。
作品に罪はないというが、そんな単純な話ではない。
まずなぜ薬物がダメか、そこから考えていこう。
いうまでもなく、体をむしばむからです。
いっとき、気分が高揚するようなことがあっても、
次々に欲しくなり、病を発症し、最終的には死に至る。
薬物犯罪は、被害者は本人以外にいないというが、
有名人の場合は社会に対する影響力というものが
無視できない。
とりわけ、青少年に対する影響だ。
もし、薬物を使っていい作品ができたという評価になったら、
「薬物っていいものなんだ」というイメージができてしまう。
薬物を使ったらいい芸術作品ができると
勘違いする若者が増える。
すると、どんどん薬物は使われ体を蝕まれる人が多くなり、
みんなが直接、間接的に迷惑をこうむるのである。
だから、禁止薬物は真正面から全否定しないといけない。