災害の教訓

「晴れの国がまさかこんなことに……」
というのが、今回の豪雨災害の率直な思いです。
岡山でこういう光景は、今までも見たことがありません。
ここ数日は、岡山の人たちや、東京で親交のある人たちと
実家の状況について連絡を取り合ったりしました。
親戚の家で浸水があったものの、亡くなった人などは
いないみたいでほっとしましたが、
どんどん状況が悪くなり、映像を見るたび気分は沈みます。
災害の様子を見るたび思うのですが、
犠牲になるのは、やっぱり高齢者だなと。
以前は大丈夫だったから、今回も大丈夫だろうと、
経験があるゆえに思ってしまう。
身体に悪いところがあると、動くのもおっくうになる。
だから、やっぱり近所との関係が大事だなと思う。
近所に誰が住んでいるかを把握して、
声をかけあって避難しないとね。
避難したって大して損しない。
でも、しなくて災害に見舞われたときの損害は大きい。
そう考えたら、大げさなぐらい、
慎重に考えておいたほうがいいということだ。
よその災害から教訓を学ばねばね。
じゃないと犠牲になった人たちも浮かばれまい。