誰もが思いつかないこと

オリンピックで話題になった人には書籍の執筆依頼が
殺到すると思う。
そういう人に過去に何度かアタックしたことがあるが、
ほとんど難しかった。
みんな考えることは同じなのだ。
ここで出版業界の人たちはよく考える必要がある。
話題になったときにはもう本は出ていないといけない。
情報を先取りし、「この人は絶対来る!」という人を
先に捕まえておかないといけない。
その人が本当に活躍するかわからない。
でも、活躍すると信じて進めるしかない。
リスクは当然ある。
でもそのリスクを取らないと利益はない。
ノーリスク、ノーゲインですよ。
私は誰でも思いつくような企画は考えない。
「そんなの売れないよ」と言われる本だからこそ、
独自性があって手にとってらもえるのだろうから。
ただ、「そんなの売れないよ」を口説き落とす
説明は必要なのだが。