先日、中小企業庁から電話がかかってきて、
消費税の請求について質問を受けた。
以前、先方からのアンケートに答えたからだろう。
年収１０００万円未満の個人事業主は、免税事業者となり、
消費税の納入義務がない。
ところが、私のようなフリーランスは仕事の対価として
だいたい「６万円でお願いしますね」と言われたら、
「６万円＋消費税」で請求する。
つまり、６万４８００円だ。
だが、この４８００円は国には納めない。
そうなると、「もらい得じゃないか」と思われるかもしれないが、
仕事をするときには、電車でも通信費でもコピー紙買うのでも、
すべて消費税を払っている。
その消費税を価格転嫁するのが筋だ、ということのようだ。
そのため、年収１０００万円未満の免税事業者も
消費税を納入していい、ということになる。
中小企業庁がいうには、
「免税事業者には消費税を払わなくていいと思っている事業者がいる」
ということだった。
フリーランスをやっていると、いろいろと勉強になりますなあ。
