「カルカッタ」は「コルカタ」へ

仕事で「カルカッタ」という単語を書いて、
原稿を編集者に提出した。
すると、「コルカタ」に直されて戻ってきた。
知らなかったのだが、インドのカルカッタは名称が変更され、
日本語ではコルカタとなった。
たぶん、現地の呼び方に近い形の表記にしたのだろう。
こういうことはたまにある。
旧ソ連グルジアは、ジョージアになったことは、
格闘技好きの人や、ラグビー好きの人はご存じだろう。
また、欧州のオーストリアは、同国がオーストリーの表記に
するように求めているという話題も目にしたことがあるが、
これは定着していない。
どうもオーストラリアと混同されるから、ということのようだ。
国名や地名というのは、そこに住む人にとって
アイデンティティのよりどころとなる大切なもの。
名前と同じようなものだ。
気をつける必要があるね。