憂さ晴らしとしての不倫たたき

不倫に対する世間の反応のバラつきが興味深い。
女性タレント、お笑い芸人には厳しい一方、
落語家、歌舞伎役者に甘くないか。
落語家や歌舞伎役者などは、「芸の肥やし」との認識が
あって、世間が寛容なのかもしれない。
同じことをしても反応が違うということは、
不倫に対して何か拒否反応を示しているというわけでなく、
「こいつが不倫してるは気に食わん」
ということなのだろう。
結局、嫌いな人にはつらく当たるということ。
正義を代弁しているようで、結局は憂さ晴らし。
気にくわないやつは叩く。
それらしい理由などいらぬ。
これはいじめの構図とまったく一緒だ。
本人は正義を代弁しているように見せているので
余計たちが悪い。
なんというか、いやな世だね。